ビンテージカーを紹介・解説するブログです

コスモスポーツ

投稿日時:2017-06-08 04:30:48

マツダのビンテージカーの中でも技術的・美術的どちらをとっても非常にすぐれた名車がこの「マツダ コスポスポーツ」です。初代は1967年の発売で、世界初の量産型実用ロータリーエンジンを搭載したモデルで、歴史的にも価値が高い車です。

実はロータリーエンジンを採用した車は「コスモスポーツ」の前に発売された「ヴァンケルスパイダー」があるのですが、試作品とも呼べるような課題を多く残したものであり、量産・実用面で考えた“世界初”はやはりこの「コスモスポーツ」が冠するのがふさわしいといえるでしょう。

外車を思わせるフォルムは古臭さを全く感じさせません。当時としても未来的なデザインであったためか、「帰ってきたウルトラマン」で地球を防衛するMAT隊員の専用車両としてほぼそのままの車両で登場しているのだとか。特撮ファンにとってもちょっと有名な車なんです。

当時は、現在の価格でいうところの1000万円以上の価格がする超高級車でした。1000台以上生産されたので、「トヨタ 2000GT」よりは中古価格は300万円~とそれほどではありません。しかし、ものや状態によっては1000万円をこえるものもあり、今後希少性が増して値上がりしていくかもしれませんね。

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フェアレディZ S30

投稿日時:2015-09-03 08:10:40

「日産スカイライン2000 GT-R」や「トヨタ2000 GT」などと並んで、日本一のヴィンテージカーとして名高いのが、この『フェアレディZ S30』です。この車が名車であることは、日本車としては珍しく、日本よりも世界でバカ売れしたことからも伺うことができます。

流線型のイカしたフォルムは、日本一のビンテージカーと名高い「ハコスカ」「トヨタ2000GT-R」と比べても、決して遜色ありません。それでいて、フェアレディZは、高い性能を持つスポーツカーでもあります。当時のみならず、現在でも、その美しい走り姿に、多くのビンテージカーファンが魅了されています。

初代フェアレディZは、「ハコスカ」「トヨタ2000GT-R」と比べると出荷台数が多いので、現在でも、そこそこの価格で手に入れられるのもいいところです。イカした日本のビンテージカーに乗りたいって思った時には、初代フェアレディZを選ぶといいと思います。

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トヨタ 2000GT

投稿日時:2015-05-13 07:36:54

日本一のビンテージカーってなんだろう…と考えたときに、真っ先に思いついたのが、この『トヨタ 2000GT』でした。『トヨタ 2000GT』といえば、日本一高い車としても有名です。全部で300台あまりしか製造されていないため、日本車としては珍しく、億単位で取引されていたりします。

そんな『トヨタ 2000GT』について語るとすれば、やっぱりあの独特のフォルムについてでしょう。ビンテージカーとは思えないくらい生かしたフォルムをしていますから、最新車種と並べても、多分遜色ありません。

個人的には、ホワイトカラーの『トヨタ 2000GT』が一番かっこいいと思いますね。白と黒のコントラストが、何とも言えぬ高級感を引き立てているんです。もちろん車内だって、インパネにピアノ材を使ってるとか最高に高級感ありますよ。

しかも、こいつはグラントゥーリズモだから、運転性能だって抜群なんです。並の車より速いし、運転だってしやすいはず......そこを明言できないのは、私も『トヨタ 2000GT』を運転したことがないからなんですが。

マニアも生唾を飲むようなビンテージカー、それがこの『トヨタ 2000GT』なんです。私も一度でいいから、『トヨタ 2000GT』に乗ってドライブしてみたいものです。

シトロエン 2CV

投稿日時:2014-03-20 10:51:28

シトロエンって思う人は、ちょっと待ってと思ってしまいますね。ビンテージカーを語る上では、このシトロエンはちょっとしたネタになる車があることを知らないのでは?

「シトロエン 2CV」は、一見すごく変わったスタイルをした車かもしれません。 独特のフォルムで日本ではかなり目立つことでしょう。

実際には、ほとんどお目にかかる事はないのですが、モデルによりますが車を正面で見たら「ライトが目みたい」って思うような可愛らしいライトをしていますし、何といってもボディの天井には「コウモリ傘」みたいなのがついているんですから。

しかし、この「2CV」はフランスでは国民車(大衆車)だったんです。それだけの人気を持っている車ですが、どうも面白く見えてしまっていけませんね。

ボディやフォルムがかなり特徴的ですと紹介しましたが、実は「非常に理にかなった」設計がされていたのです。車の実用性というのをよく理解して作られた車になっているんです。

フォルクスワーゲン ビートル

投稿日時:2014-03-19 22:14:15

ビートルといえば、あのカブトムシのような形を想像しますよね。実は、ビートルは軍用車として開発がされていたため、とてもシンプルで無駄のない車だったんです。

そのビートルがなぜここまで人気になったかといえば、この形が一番の大きな理由ではないでしょうか。もう一つの理由は、きっと価格帯だったと思います。庶民が買いやすい価格で、大衆車の地位を確立していきました。

ビートルは、様々な映画などにも登場しますし、「ルパン三世」にも登場しているんです。なぜ、ビートルは様々なところに登場していたのでしょう。大衆車というイメージがあったからではないかと推測はしますね。

でも、ビンテージカーって大衆車は違うんではないかと考えがちですが、ビンテージカーと呼べるほど人気があった車だからなのです。

ワーゲン=ビートルとなるほどの「ビートル」は長く愛されている名車だと思います。

現代のビートルと昔のビートルでは、きっとビンテージカーが好きなら答えは決まっているでしょうね。

BMW M1

投稿日時:2014-03-16 12:48:53

BMWの「Mシリーズ」の始まりの「M1」は、当時レーシング業界で遅れをとっていた分野での巻き返しを目的として、開発がスタートしたと言われています。レーシングカーとしての開発であったので、当然フォルムはスポーツカータイプのフォルムが採用され、しかもエンジンもモンスターエンジンを搭載される予定だったとは思います。

しかし、時代の流れというのは不運なもので、モンスターエンジンをのせてしまっては企業イメージが悪くなる可能性が出てきてしまいました。

この「M1」は、ヘッドライドが可動式で斬新なアイデアでした。このヘッドライトよりも特徴的だったのが、後方のつくりです。空力抵抗を意識してのデザインなのかわかりませんが、一般的に言えるのは「視界不良」だということですね。後方の安全確認がまったくできないに近いからです。

この旧車は、何よりも製造台数が多くなく、発売中止になった事がよりビンテージカーとしてのポジションになったと思います。

シボレー カマロ

投稿日時:2014-03-14 20:54:41

「カマロ」は、よくアメリカのギャングが乗っているような悪い感じの車の印象があったりするかもしれませんね。 その「カマロ」もビンテージカーの一台なんです。

カマロは、フォルムとしてはスポーツカータイプに近い感じはありましたが、ライトとエンジンが何よりも凄かったですね。初代のカマロが発売されてかたしばらくはライトは丸目が採用されていて、エンジンに関してはいくらアメリカとは言え、ほんとにそんなモンスターエンジンが必要なのかと思うほどの馬力でしたね。

カマロもマッスルカーとしての異名を持っているほどの車ですので、手入れしっかりと行っていると今でもレースなど走ることができると言われるほどの名車なのです。

時代が変わってカマロもモデルチェンジをしていくと昔のようなフォルムからは一新されていきましたね。ビンテージカーとしての人気はやはり古さなのかと思えてしまいます。

しかし、このカマロが昔以上に注目を浴びることになりました「トランスフォーマー」です。この映画で旧車のカマロが登場したことにより、旧車である年代のカマロがまた注目されていったのです。

フォード マスタング

投稿日時:2014-03-12 10:51:22

フォードの最高級と呼べるビンテージカー「マスタング」。この、マスタングという名前を聞いて浮かぶことはなんでしょう? スポーツカーだったな。くらいでしょう。確かにスポーツカーではあるのですが、このマスタングは「発売当時は【大衆の為のスポーツカー】という位置づけ」がなされている程の人気車だったんです。

理由としては、当時は車を購入するにあたりオプションが少なく、オーダーメイド感というのは皆無でした。それを覆したのがこの「マスタング」だったんです。

発売当時は、生産が追いつかない程の人気だったようです。マスタングの登場により「マッスルカー」という言葉も少しづづ浸透していくようになります。

アメリカのカーアクション系の映画で必ずといっていいほど出てくるのも「マスタング」ですよね。

ボディのフォルムは形状を歴史とともに変化はしていますが、内装に関しては発売当時からのデザインをしっかりと受け継いでいます。

フォードの人気車として現代におけるもマッスルカーとして、今後も発売し続けてほしい一台です。

クライスラー コンバーチブル

投稿日時:2014-03-10 11:48:18

旧車の世界というのは奥が深いものです。今回は「クライスラー コンバーチブル」を紹介したいと思います。クライスラーは言わずと知れたアメリカのカーメーカーです。そんなクライスラーからモデルチェンジはしてしまっていますが、「コンバーチブル」はいまもなお現代に引き継がれていくほどの人気車ですね。

この「コンバーチブル」は、とても特徴的な流線型の形と目元のライトが印象的なビンテージカーなのです。オープンカーであるのにも独特のフォルムで根強い人気を誇っています。

アメリカのメーカーなので、当然ですが「馬力」などの「走り」の部分では当時としては申し分ない性能を持っていました。ビンテージカーと呼ばれるようになっても「名前」が今もなおクライスラーの車種として残るのは、名車だからこそなのではと思えてなりません。

自分の好きなビンテージカーというのは、なかなか周りの人にはわかってもらえないことが多いですが、それがビンテージカーなのですよ。

ビンテージカーと歴史

投稿日時:2014-03-06 15:36:23

ビンテージカーはその機能性やデザイン、装備などから、生産された時代背景を感じさせてくれます。

時に、”ビンテージ”という言葉がどういう言葉なのか知っているでしょうか?ビンテージとは元々、ワインが生産された年代のことを指す言葉で、特に古くて質が良いものに対して使われていました。

この原義をそのまま車に当てはめると、ビンテージカーは”古くて質が良い車”のことと言えそうです。

ここでいう”質”の定義は愛好会によって様々でしょうが、少なくとも”時代ごとの良さ”を感じさせるものと言うことができます。

ここまで軽くビンテージカーを定義してみましたが、ビンテージカーの”質”は時代の他に、生産された国によっても変わってきます。国産か外国製かによって、その魅力は全く変わってくるのです。

特に車作りの古い歴史を持つヨーロッパとアメリカのビンテージカーは、愛好家の中でも大変な人気があります。これらの国のビンテージカーからは、自動車の源流の良さを感じることができます。

ビンテージカーとはただ走行するだけのものではなく、人類の歴史が詰まったものなのです。

ビンテージカーの分類

投稿日時:2014-02-19 18:49:24

自動車に何を求めるかは、決まったものがあるわけではありません。走行性能を重視している人もいますし、自動車そのものの魅力を重視することもあります。走行性能の高さを求めるのであれば、旧車よりも新車に軍配が上がります。メーカーの技術は年々高まっているので、新しければ新しいほど、優れた性能を発揮します。

しかし、自動車の愛好家にとって、走行性能というのは二の次です。愛好家が求めるのは、旧車・ビンデージカーの持っている真の魅力なのです。現在では流通しなくなったような独特のデザインが、愛好家の心を惹きつけます。旧車・ビンデージカーには、新車には備わっていない優れた魅力があるのです。

愛好家は、自動車を移動手段の1つとして認識するのではありません。数多く存在する旧車・ビンデージカーを独自に分類して、共通点や相違点を楽しんでいます。旧車・ビンデージカーは、それぞれの車種ごとに愛好家がいて、さまざまな分類がなされています。

ビンテージカーと愛好家

投稿日時:2014-02-13 16:05:08

自動車には、さまざまな種類のものがあります。それは、メーカーや車種の違いというような単純な差異もありますが、新車と旧車の違いも、自動車のファンにとっては大きな意味を持っています。

走行性能について考えれば、圧倒的に新車の方が勝っています。したがって、日常的な走行に使用する場合は、新車を好むのが一般的です。しかし、自動車の愛好家は、走行性能で判断しているわけではありません。旧車の魅力を知っているのです。旧車・ビンデージカーが、愛好家の間では非常に人気があります。

自動車の愛好家というのは、一般の道路を走り回ることを楽しむために自動車を購入するわけではありません。昔ながらの趣き・味わいを堪能するために、旧車・ビンデージカーを手に入れようとするのです。新車と比較すると、入手するのに必要な金額は高くなる傾向にあります。しかし、それでも手に入れたいと考えるのが、本物の旧車・ビンデージカーの愛好家なのです。

ビンテージカーの定義とは

投稿日時:2014-02-06 17:46

旧車にはノスタルジックな味わいがあり、運転する楽しみもありますが眺めているだけでも楽しい気分になれます。では、旧車あるいはビンデージカーと言ったものはどのようなものを指すのかと言えば、人によって定義は、まちまちかもしれません。

クラシックカーを使用して公道ラリーを行っている団体 Fédération Internationale des Véhicules Anciens (FIVA)では、生産されてから25年以上経ったものと定義しており、そのFIVAに加盟する日本クラシックカークラブでは、1945年までに生産された車両を旧車と位置づけています。

しかし、このようにきっちりと定義されている団体とは別に日常生活で旧車やビンデージカーと言った場合、年式などに明確な基準がなく、個人個人の感覚で古い車がビンデージカーなどと呼ばれるたりしています。それでも、概ね旧車と呼ばれるもののラインは1980年代前半ぐらいまでであることが多いのではないでしょうか。

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